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おーさま、昔話する2の巻

2月18日(土)

こんばんわですー。 (・◇・)

今日も閉店まで打ってしまい、更新がこんな時間になってしまいました。

2月の日記は今度に書くとして、今回はまた昔話を書かせて頂きたいと思います。


題は「おーさまと次長さん」です。




この次長さんという人はパチンコ店の次長さんです。

さて、まず時は今から6年ほど、昔にさかのぼります。

おーさま、地元で状態のいい店がなくなった為、地方の都市でお店の新規

開拓をしておりました。


おーさま「どこかにいーみせないかなー? 」


おーさま「お、ここはいーかも? 」


発見したお店は、お客さんはまったくいませんが、機種構成が良く、(平台数機種、


現金機(デジパチ)も数機種)釘調整もなかなかメリハリの効いたナイスなお店でした。


おーさま「店員さんの接客もいいし、釘状況も悪くないのになんでこんなにお客さん


      いないんだろう?」




おーさま疑問に思い、そばのお客さんに話しかけました。

おーさま「おばちゃん、なんでこんなにここ(以後B店)はお客さんいないの?」

おばちゃん「みんなそばの○○○○に行ってるよ。」


そばの○○○○とは、最近出来た全国チェーンのパチンコ店でした。

どうやらその店に対抗する為、いま釘を甘くしている状況のお店に

おーさまは来た様でした。


このB店は自宅から車で片道1時間ぐらいかかる距離の位置にありましたが

釘の状況が良く、おーさまほぼ毎日の様に通っておりました。

そんな毎日がずっと続いていたわけですが、おーさま気になることが一つ

ありました。


それはいつも店の外に立っている白ワイシャツの店員さんのことでした。

このおじさん気づけばいつも店の外にいて、きょろきょろ辺りを心配そうに

見わたしていました。

なぜかおーさまこのおじさんが気になり、親しく話すようになった店員さんに

たずねました。


おーさま「ねえ、なんであの人はいつも外に立ってるの? 」




店員さん「あー、あの人はうちの次長です。お客さんがあまりにも来ないんで

      心配になって外にいるんだと思います。 」




おーさま「ふーん。 」




その話を聞いてからおーさま、更にそのおじさんの事が気になりだすように

なったのです。



それから何日間かたったある日のことです。

いつものようにおーさまが車で店に着いた時、またそのおじさんが淋しそうに

外にたたずんでおりました。

おーさま、そのおじさんのそばに行き、話しかけました。




おーさま「あのー、こんにちは。」




おじさん「ああ、いらっしゃいませ。」




おーさま「あまり心配しなくても大丈夫ですよ。いまにお客さん入ってくるようになりますよ。」


おじさん、きょとんとしてます。





そりゃー、そうです。いままで話したこともない奴にいきなりこんなこと

言われたら、誰でもびっくりしますよね、普通。

おじさん「本当にそうなってくれればいいのですがね。毎日毎日外を見て

      祈ってるんですが・・・。」

おーさまその言葉を聞き、馬鹿なことを更にずけずけといってしまいました。

おーさま「失礼ですが、祈るだけでなく何か他にやれることはないのですか?

      例えばリニューアルオープンとか大幅入替とか大きなイベント

      を打つとか・・。」




おじさん「もうリニューアルも少し前にやってしまいましたし、やれることは

      もうすでにやってしまいました・・・。」




おーさま「・・・、何も分かってないのに失礼なことを言って、申し訳ありませんでした。」




おじさん「そんなことないですよ。どうか今日も楽しく遊んでって下さい。」




おじさんは笑顔でそう言うと、またいつもの様に外をながめていました・・・。





その日おーさまは、家に帰ってから今日の話を妻に話しました。




おーさま「かくかくしかじかという話なんだけど・・・、俺ここでいま食わせてもらってる


      わけでしょう。何かあのおじさんの為に俺はしてあげれる事はないだろうか?」




妻   「うーん、そのおじさんの為に出来ることねー?。

     あんた、どーせいつも出してんだから目だってあげれば?

     店の為に。もう十分稼いだんだからそれぐらいしてあげていいんじゃないの。」


おーさま「なるほどね。店が雇うサクラの様に目立ってやって客を付けて

      あげればいーんだ。でも目立ちすぎて出入り禁止になったら

      どうしようか?。  」


妻   「それなら、それでいーでしょ。

      今までにも、出しすぎて出入り禁止になったことはないわけ

      じゃないでしょ。なったらなったでまたどこか探せばいーでしょ。」


おーさま「稼ぎ落ちたらごめんな。」


妻   「困ってる人がいたらほっとけないあんたの性格は昔からわかってる

      からいーよ。それよりそんなことよりそのお店なんとかなったらいーね。」



妻からも許可をもらい、次の日からおーさまはいろいろな事を、そのB店で

試すことになりました。

まずは何とか出玉を出し、それを持ち客の出入り口や外から見える目立つ

ポジションで長時間打ち、必死にここは出る店だと客にアピールしました。

出た時は問題がないのですが、出玉を飲まれたらまた調整の良い台に行き

出玉を確保したらまた目立つ位置の台を打つ。

はたから見たら「何してんだあいつ?」と思われていたはずです。


その様子を見ていた次長さんもわたしの元に来て、「なんで、そんな出なそうな

台打ってんの?」「今日は新台コーナー出てるから、そっちのほうがいいよ」等

いろいろ言ってくれましたが、わたしは「いーんです、いーんです、これで」とい

い、何日もこの行動を繰り返しました。

稼ぎは全然上がらなくなってしまいましたけれども、不思議とわたしは何か

いい気持ちになっておりました。


家に帰って、妻に「今日の上がりはありません」といつも言ってましたが、妻は

わたしを一度も責めずにいてくれました。

「まだ少しの蓄えならあるから、あんたの気の済むまでやりなさい。」といって

くれていました。


妻から優しい言葉をもらい、おーさまの行動は更にエスカレートして行きます。


出なくて困ってるお客がいたら「何番台いーかも。」と教えてあげたり。

はまってるお客さんがいたら、飲み物買って話しかけて見たり。

むりやり友達、店に連れて来て遊ばせて見たり。

はまってる常連さんいたら玉をあげたりとか・・・。


そのときわたしが考えられる限りのことをいろいろやってみました。

正直お客さんは少ししか増やせなかったと思います。

でも一番うれしかったのは、わたしは何も言いませんでしたがわたしの行動を

見て、次長さんはじめ他の店員さんたちがわたしはこの店に客を付けたくて

いろいろやってるんだと理解してくれた事です。


次長さんはいつもにこにこしてくれていて、わたしのそばによく来て

頭をなでてくれたり肩をもんでくれたりまでするほど仲良くなっていました。

そして次長さんは、あれ程いつもいた外にはまず行かなくなる様になりました。

いつも次長さんや店員さん方みーんな、わたしににこやかに接してくれました。

ただ、店長さんだけはいつもわたしをにらんでいた様な気がしましたけど。(汗)

その様な楽しい日々が何ヶ月か続きました。


おーさまのお財布にもかげりが見え始めましたので、次長さんに「ちょっと

仕事で何ヶ月か地方に行かなきゃならないです、また必ず遊びにきますんで。」

と断り、おーさま他の店に稼ぎに行きB店にはしばらく行くことがなくなり

ました。


そんなある日のことでした。


いつもの様に家のポストを開け、郵便物を取り出しますと・・・。

中からは一通のダイレクトメールが。


それはB店からのものでした。


読んでみると○月○日閉店することになりました。

つきましては貯玉の清算をお願い致しますと・・。


おーさまあせりました。どーなってるんだと。

近所で箱菓子を何箱も買い、妻を連れ、車をB店に走らせました。

カウンターに着き、「なんで閉店しちゃうの?こんなにいい店なのに。」

おーさま興奮してカウンターの子に相当変な事を言っていたと覚えています。


おーさま  「次長さんはどこですか?」


カウンター嬢「次長は本社のほうに行っておりまして、いまおりません。」


おーさま  「いつ戻ってくるんですか?」


カウンター嬢「ちょっと・・わかりません。」


しばらくしておーさまも落ち着き、買った箱菓子をカウンターの子に渡し、

「次長さんやみなさまで食べてください。」といい、店を後にしました。


車の中でおーさま妻にいいました。「なんでかなー、なんであんないい人

 ばかりの店がなくなっちゃうんだー。」

妻はこういってくれました。

「あんたは頑張った。一生懸命、お金にならなくともあの店の為に頑張った。

  それはわたしが一番わかってるから。あの店の人達も頑張ったけど

  お客が付けれなかったんだと思う。しょうがないよ。」と。


その数日後、店は完全に閉まってしまいました・・・。


それからわたしは何軒ものパチンコ店に打ちに行っては次長さんを探しますが

ついに見つけることは出来ませんでした。


ところがつい最近の話です。


B店があった町のガソリンスタンドにいった時の話です。

おーさま、ガソリンを入れ終わり、タバコが切れたので店の中に買いに

いったときです。


「いらっしゃいませ」と若い男の子がおーさまに声をかけてきました。


おーさま「ん?? ( ・◇・) ? (・◇・ )」


どこかでこの男の子見たことあるよーな???


おーさま「変なこと聞いてごめんね。きみとどこかで会ったことあるんだけど

      思い出せないんだよね。」


男の子 「わたしもお客様の顔を見てまちがいなく見覚えがあるのですが、

      どこで会ったのか思い出せないんですね。」


しばらく話しているとふとおーさま思い出しました。


おーさま「君、この町に昔あったB店で働いてなかった?」


男の子 「あー!あのいつも来てくれていたお客様ですか?」


おーさま「いやー、本当なつかしいねー、次長さんや他の店員さんは

      どこに行ったか分かる?」




男の子 「ちょっと待っててください。」


男の子は事務所の方に行きました。





すると、事務所の中から見覚えのある顔が何個も何個もでてくるじゃないですか。

見るとみんなB店で働いていた店員さんでした。(次長さんはいませんでした)


おーさまなつかしい顔ぶれに「ここにみんないたんですね?」と聞くと。


どうやらみなさんただの客のわたしを覚えていてくれた様で「あの箱菓子

持ってきてくれたお客さんですよね。」等といってくれました。


男の子 「全員ではないのですが多くのB店の人間がこちらのガソリンスタンド

      で働いています。」


何分かみんなで昔の話をしてから、おーさまみんなに尋ねました。


おーさま「次長さんはいまどこに?」


みんな 「この町のどこかにまだいるはずです。」


もうパチンコ店には勤めてないようですが、この町からはどうやら出ていない

ようです。


みんなに挨拶をしてガソリンスタンドを後にしたおーさまでしたが、すごい

心が晴れ晴れしていました。


「これからこの町によく来るようにしよう。次長さんと絶対会うまで来よう。

  そして会ったら二人で思いっきり笑いあおうと。」

  そうおーさま心に誓いました。



という所でこの話は終わりです。


何年間ものわだかまりが取れたようで、ついうれしくてこんな小説ばりの

長文を書いてしまいました。

すいません・・。


でも本当におーさまうれしかったんです。 


いまはもうこんなパチンコ店はなかなかありませんし、心が人と本当に

通じ合える機会って、本当少なくなってしまいましたよね。

パチンコ店とぱちぷの間にもこんな関係が成り立つ事もあるんですよ。という

事が言いたくて、今回昔話を書かせて頂きました。

最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。


明日・・・あ、もう今日ですね。

今日は打ちに行かずにブログ書きに専念しようかなと思っております。

もしお暇な方がいたらまたのぞいて見て下さい。


もう時間は朝の5時ですね。

そろそろおーさまも眠りにつこうと思います。


それでは、みなさんお休みなさい。 

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3件のコメント

[C7164] 熟女

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( ピーカープリンコさんへ。 )

(^^) ピーカープリンコさん、こんばんは。

>若き日?のおーさま。
  好かったです。

↑(^^) はい。若い頃の私でした。
   何年前でしょうか・・・。
   7、8年くらい前だったですかね・・・。 
   ちなみに今でも地元にいるときは、
   遠くても、このガソリンスタンドで給油を
   するようにしております。^^

(◎◇◎) 次長さんには、まだ会えない
   んですが・・・。
   どこか他のパチンコ店に行ってしまった
   のかもしれません・・・。
   でもいつの日か、また会えると信じて
   おります。^^

m(^^)m 応援、本当にありがとうございました。
   私ものちほどお伺いさせてください。
   それでは失礼いたします。

  • 2008-04-02
  • おーさまです。
  • URL
  • 編集

[C6699] 凸凸凸

パチンコ屋さん......。
若き日?のおーさま。

好かったです。


  • 2008-04-02
  • ピーカープリンコ
  • URL
  • 編集

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プロフィール

おーさま

Author:おーさま
(◎◇◎)このプロフィール画像は、ひな
 さんに書いて頂いたものです。
 ひなさんは本当に素晴らしい画力を
 お持ちのお方ですね・・・
 まあ・・・この絵が私に似ているか
 どうかは、別という事で・・・^^滝汗!

  

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